おはようございます。
やまとごころの村山です。
昨日、見聞を広めようと日本政府観光局(JNTO)主催
のMICEセミナーに参加してきました。
全国のコンベンションビューローからMICE担当の方が
参加してほぼ満員。関心の高さがうかがえました。
ちなみに僕はセミナーに出たら必ず質問するように
しています。
そうすると講師の話を真剣に聞かないといけないですし、
講師の方も質問をする人をよく覚えてくれるので!
あと、同時にやまとごころの村山というと、
参加者も覚えてくれたり、気づいてくれたり・・・
今回も、千葉のコンベンションビューローの方からも
声をかけてもらいました。(感謝)
さて、本日ですが、昨日の続きで数字に関してです。
昨日は、2014年4月の訪日外客数、そして、
日本のインバウンドの伸びが他の国と比べてどうなのか?
という話をしました。
過去の実績数字を把握することは重要ですが、
同時に、市場の先の動きを読むことも重要です。
ここで、2つの事例を紹介しますね。
1つ目はゲストハウスで有名なカオサン東京の小澤社長。
小澤社長は、自社サイトのアクセス数を先行指標
として見ています。
具体的には、2010年12月にエアアジアXが
クアラルンプール~羽田間で就航しました。
その1年前の就航がきまったタイミングで
マレーシア、インドネシアから自社サイトへの
アクセスが急増したとのこと。
そこから市場の動きをいち早く察知し、
従来の10人収容ドミトリータイプから
アジア人旅行者が好む3~4人タイプを
増やす戦略に舵を切りました。
他社ではそういった対応はせず、一人勝ちを収めました。
つまり、自社サイトのアクセス数を先行指標に、
そこから市場のニーズの高まりを把握し、速やかに
アクションに落とし込み成果を出した、という事例です。
航空便の就航が市場に与えるインパクトは
非常に大きいので、こういった動きも常にウォッチして
おく必要がありますね。
2つ目にご紹介したいのは、
やまとごころの中国市場のパートナーである
フレンドリージャパンの近藤社長。
近藤社長は常に中国の動きを見ており、
今年、中国市場は大きく挽回、さらには、過去最高を
記録すると見ています。
その理由は・・・
中国からの訪日外客数は
2013年を通してみると前年比ー7.8%
なのですが、
各月ベースで見ると、
なんと、
2013年9月から7カ月連続、
過去最高を記録。
これ、単月の推移でみないと大きく実態を
見誤ってしまいますよね?
あと、これに加え重要なのは、現地旅行会社の動きです。
当然ですが、旅行会社は前もってツアー等を販売しますし、
そのツアー企画もさらに前に行います。
現地の消費者を接点を持ち、彼らのニーズを誰よりも把握しています。
その旅行会社の動きをいち早く察知することも、今後の市場の動きを
読むためにはとても重要なことです。
市場の現状を把握することは重要ですが、
━━━━━━━━━━━━━━
さらに、その先の動きを読むためには、
何を押さえればいいのか?
━━━━━━━━━━━━━━
を是非検討してみてはいかがでしょうか?
市場を先読みすることで、より大きなビジネス
チャンスを掴めるかもしれません!
本日はここまで! 皆さん良い週末を。
村山慶輔
追伸:やまとごころ通信では少し案内していますが、
近日中に「やまとごころキャリア」というインバウンド専門の
求人サイトを立ち上げます!
インバウンド事業を引っ張る人材が足りない・・・
そういう課題をお持ちの方は是非、ご期待ください。
また、改めてご連絡します!
-------------------------------------------------------
日経ビジネスオンライン「観光ビジネスにベンチャーを起こせ!」連載中!
goo.gl/zYaJx2
ザ・インバウンドバックナンバーはこちらのブログをご確認ください。
本メルマガの購読もこちらから可能です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
顧問契約・企業研修などのお問い合わせ・ご用命は
こちらまでお願いいたします。
【株式会社やまとごころ 研修・講師派遣】
担当:岡田、谷口、阿部
連絡先: support@yamatogokoro.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━